会社の先輩から言われたことだ。
自分は「〇〇すべき」という世間的な勧奨に割と従順で、ブログを毎週書いたり(今は止めてしまったが)コードを毎日書いたりしている。それは自分のために行なっていることだし、「すべき」というのにも反発していないからこそ続けようとしているわけだが、精神的にはいつも何かに追われている気がしているのも事実だ。
そういう話を先輩にしたところ、いただいたアドバイスがタイトルに掲げたものだ。
10年続ける覚悟をもって取り組みな。そしてもう一つ。もしそれを1年や2年で止めてしまったとしても、「やるんじゃなかった」と自分に教えるなよ。向上心で勉強できるのは確実に君の才能なんだから。
先日のDevLOVE X は、「10年」をテーマにしたイベントだった。自分はまだこの業界では2年しか過ごしていないし、10年前はまだ17歳だった。手前の10年を振り返っても、ヒント以上のものは出てこないだろう。少なくとも、人に語れるような物語はそこにない。
この2年間で様々な事柄に興味を持ち、学んだ。それらは断片にすぎない。それぞれについて、「この思いは10年続くかな、続けられるかな」と自らに問いかけてみる。これからの10年には、自然に訪れる「卒業」はもうない。自分がどのように作っていくかが大事だ。そこには当然、別れもあるのだろう。
まぁまだ3年目なのでそんなもんなのかもしれないけど、10年目になっても設計技法とかアジャイルとか組織論とかのどれかには関心を持ち続けていると思うんだよな。
— こま (@koma_koma_d) 2019年7月4日