こまぶろ

技術のこととか仕事のこととか。

Tech系ポッドキャストについて(1):t_wadaさんとajitofm

初回に予告していたポッドキャストの話を書こうと思います。

ポッドキャストとの関係

昔からiPodユーザーで、ポッドキャストという媒体の存在は知っていましたが、学生時代まではニュースや外国語学習の番組を聴いてはやめ、聴いてはやめの繰り返しでした(飽きっぽい)。学生時代は主たる関心が研究の方にあり、ニュースも語学番組も直接研究に活かせるものではなかった(語学は読解が研究のためには圧倒的に重要でした)ですし、常にガラガラの電車で移動し、書籍を主な情報源とする暇人学生にとってはポッドキャストという媒体はあまり重要ではなかったのです。

就職し、通勤電車で満足に本を広げられない時間ができてからも、しばらくは音楽を聴いて過ごしていました。エンジニアとしての情報収集という点においても、技術書をパラパラと読んでみる程度で、勉強会に行ったり、Twitterで業界の人をフォローしたりといったことはしていませんでした。

t_wadaさんとの出会い

2017年9月くらいから、情報収集をしようと思い立ってTwitterを再開し、またconnpassに登録して勉強会に参加するようになりました。そして、2017年12月5日に開催された下記勉強会での、和田卓人(@t_wada)さんのお話の際に、Tech系ポッドキャストという存在を初めて認識しました。 

connpass.com

確か、この講演のなかで、「ajitofmというポッドキャストに出演して、テスト駆動開発について話した」、というようなことを聴いたのだったと思います。自宅PCのポッドキャストのデータの日付が、12月6日になっていますので、翌日すぐに聴いたんですね。ミーハーですね(笑)それがこちら。 

ajito.fm勉強会の際の和田さんのお話がとても面白く、またテスト駆動開発というものが自社における極めてアクチュアルな問題に関わるものであったことで、しばらく和田さんの書かれた記事や講演資料を読み漁っていました(笑)そのなかで、ajitofmの和田さんゲスト回(6: Worth is Betterを含めて)を聴いたわけです。思えば、この時にTDDを通じて初めてXP、アジャイルというものに接したのではないかと思います。そう考えると、僕にとっては大きな転機だったかもしれません。

ajitofmと、しがないラジオ以前 

閑話休題。このとき、ajitofmについては、和田さんゲスト回以外もいくつか聴きましたが、自分にはわからない技術の話が多く、生活に密着したものにはなりませんでした。ただ、今もフォローはしていて、2018年3月に『エンジニアリング組織論への招待』の著者:広木大地(@hiroki_daichi)さんがゲスト出演された回は拝聴しました。 

ajito.fm

こうして、2017年12月にTech系のポッドキャストというものの存在を認識したわけですが、それからしばらくはまた音楽を聴く日々に戻りました。ポッドキャストが生活に溶け込みはじめたのは、つい先日、しがないラジオに出会ってからです。まだ、聴き始めてから3週間程度しか経っていませんので、すっかり定着したとは言えないのですが、確かなマイブームになっていますので、この気分の盛り上がりを記事にしておきたいと思います。

あんまり一回に長く書くと、すぐにネタがなくなりそうなので、続きは次回。。

テスト駆動開発

テスト駆動開発

 
エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

 

ブログを始めます。目標:週1更新

著者は何者なのか

こまどです。漢字表記は駒戸ということにしています。もともと下の名前に関わるあだ名だったのですが、性別を偽る(男です)つもりもないので、上の名前という設定にしました。

都内のソフトウェアハウスでSEとして働いています。 未経験で業界に入り、この4月で2年目に突入しました。主な業務はプログラム書いたり、テストしたり、ですね。この辺については今後書くことになると思います。

学生時代は人文系の分野にいまして、うっかり修士課程まで出ました。研究内容については、今のところ書くつもりはあまりありませんが、ノスタルジックな人間なので、大学時代の話はちょくちょく出すとは思います(笑)

このブログに何を書くのか

これが決まっていたら、もっとブログを書くのは早かったと思います。。

このブログは何のためにあるのか

第一には、長い文章を書く訓練をするためです。
学生時代から文章を書くのが苦手で(なぜ大学院にまで進んでしまったのか?)、慣れのためにも、長い文章を書く機会を作ろうと思い、何度もブログを始めては挫折し、始めては挫折し、を繰り返しました。

文章というと、Twitterは、学生時代から愛してやまないツールで、短文投稿は苦痛もないし、それなりに整ったものを書けているんじゃないかと思っているのですが、長い文章になると一気に苦痛で、取り留めもなくなってしまいます。

長い文章を書く機会は、研究者を志す身でなくなった現在ではほとんどありませんので、かつてほど深刻な問題ではなくなっているというのは確かです。しかし、長い文章を書けないという現象が思考の方の散漫さに因っている、あるいはそれらが相互に関連しているという気もしないではありません。

第二には、自分の勉強を促進するためです。
これはよく言われることだと思いますが、アウトプットの場を設けることは、勉強の質を上げると思います。

このブログでは読書からのインプットを、アウトプットすることが多くなると思っています(あ、これは「このブログに何を書くのか」になりますね)。主に、技術書やビジネス関係の書籍になると思います。

読書は、自分にとって重要なインプット源です。高校までは本を読む方の人間ではなかったのですが、大学で見栄を張って本を買い漁り、何かに追われるようにしてそれなりに読書をするようになりました。お陰で、今でも本を読むのは基本的には苦行ですが、本を読むというのは自分にとって自然な行為になっています。

僕が本を読む目的は、娯楽というよりは勉強です。しかし、勉強のために読んでいるにもかかわらず、ざっと読んですぐに内容を忘れてしまったり、書籍の世界のなかだけで読んでしまって現実をその目で見てみるということをしなかったりと、勿体無い読み方をしていると常々思っていました。

そういうわけで、このブログで読んだ本の内容を紹介したり、それを元に考えたことを書いたりすることで、よりよくインプットを消化できるようになれたらいいなと思っています。

今後の更新について

更新頻度:1週間に1回の更新を維持する
上にも書いていますが、自分にとって文章を書くのは重い課題です。何度となくブログ執筆には挫折してきました。今回も、挫折するのではないかという恐怖心が大いにあります。

しかし、いやむしろだからこそ、週に1回という更新頻度目標を設けて、ブログを書くことにします。苦手だとわかっていることこそ、習慣にしてしまう必要があります。好きなことは勝手にやるからです。

意気込み
ブログ開設のきっかけは、最近聴き始めた複数のTech系ポッドキャストです(こちらについては多分近日中に記事にします)。そして、その一つにゲストで出演されていたカカカカックさんの下記スライドが最後に背中を一押ししてくれました。

speakerdeck.com

このスライドには唸らされる箇所が多かったのですが、特に「うっ」となったのはこれです。

エンジニアリングをしていれば毎日がネタの宝庫なはず
ネタが本当にないのであれば、その仕事は楽しいと言えるの?

この煽りにYesと返せなければならない、仕事にネタがなくても、プライベートの勉強にはネタがたくさんあると言えなければならないと思いました。それなりに楽しく勉強している気分ではいたのですが、自信を持って楽しんでいることを表現できたらいいなと思っています。

予防線(頻度を守るために)
最後に。繰り返しにはなりますが、僕は文章を書くのが得意ではありません。ですから、短い記事や、練られていない記事をたくさん書くことになると思います。でもそれで最初はいいと自分にも他人にも言い訳をさせてください。更新頻度だけは守りますから……

というわけで、今後の更新に乞うご期待。。