DevLOVE10周年イベント「DevLOVE X」
きたる6月22日(土)・23日(日)の2日間の日程で、株式会社ナビタイムジャパンさまにて、ソフトウェア開発者向けイベント「DevLOVE X」が開催されます。
こちらは、ソフトウェア開発者コミュニティ「DevLOVE」の10周年記念イベントです。DevLOVEは、『カイゼン・ジャーニー』の著者のお一人である市谷聡啓(@papanda)さんが2008年に立ち上げられたコミュニティです。僕は、DevLOVEの運営にここ一年弱ほど関わらせていただいていまして、今回の10周年イベントにもスタッフとして参加します。
すでに市谷さんを中心としたスタッフ陣、それに登壇者の方々からTwitter等で告知をしていただいていますが、こちらのブログでも僕の個人的な思いを添えて宣伝させていただきたいと思います。
豪華スピーカー陣のみなさま
今回の「DevLOVE X」は、総勢60名以上のスピーカーをお招きするカンファレンスという形で行われます。すでにタイムテーブルも公開されています*1。
ご覧のような、「何回分の基調講演ができるんだ」という豪華なスピーカーの方々にご登壇いただきます。
完全に個人的なスピーカーのご紹介(一部)
今回のスピーカーの方々には、僕自身、書籍などを通じて学ばせてもらっている方、あるいは直接的に勉強会等でお世話になっている方が多く含まれています。その中でも、僕がこの業界に入ってからの2年間を振り返る上で欠かせない方々を特に取り上げてご紹介したいと思います。
和田卓人(@t_wada)さん
言わずと知れたt-wadaさん。新卒1年目だった2017年11月に『テスト駆動開発』の新訳が出版され、12月に開催されたイベントで初めて生で接しました。テスト駆動開発というプラクティスを通じて、ドライだと思っていたプログラミングが実は人間の心理と深く結びついた営みであることを教えてもらいました。

- 作者: Kent Beck,和田卓人
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- 発売日: 2017/10/14
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広木大地(@hiroki_daichi)さん
『エンジニアリング組織論への招待』の著者。2018年の2月に出版された書籍は、「ソフトウェア開発をこういう風に語れるのか、語っていいのか」という気づきを与えてくれました。僕にこの2年間の中で最も大きな影響を与えた人々の一人と言えます。何とか広木さんの影響圏から脱したいともがいている最中です。

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
- 作者: 広木大地
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/02/22
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横道稔(@ykmc09)さん
「omoiyari.fm」のパーソナリティの一人。omoiyari.fmは、僕がアジャイルやマネジメントというものに関心を持つようになる一因となったとともに、カカカカックさんとの出会いを与えてくれた大切な番組です。伝説の第22回に限らず何度も聴き直しているので、2年間で家族と同僚以外で最も長く声を聴いていた人かも知れません。
カカカカック(@kakakakakku)さん
この人がいなかったら僕はいまこの記事を書いていないでしょう。2018年5月から2ヶ月間、ブログのメンタリングをしてもらいました。影響を受けたというよりも、「生活を規定されている」存在です。僕がブログを書くことを止めるか、僕なりのブログに対する向き合い方を見つけるその時まで、それは続くのだと思います。
参加申し込みはDoorkeeperから
以上、甚だ個人的なご紹介を4名のスピーカーの方について書きました。上に挙げた方々以外にも、様々な分野でご活躍のスピーカーのみなさまが参加してくださり、スタッフという贔屓目を差し引いても「豪華だ!」と言ってよいと確信しています。僕もとても楽しみです。
そんな「DevLOVE X」、まだまだ参加申し込みを受け付けていますので、ぜひ下記からチケット(2days + 懇親会チケット付きで10000円です)を入手の上、ご参加ください!
*1:画像は2019年5月28日現在。